百姓のある日
くん炭製造機?の巻
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2000/02/29
| 焼却炉?ではありません。 ひとよんで、「くん炭製造機」です。 我が家にもやっと文明の利器が導入されました。 この「くん炭製造機」の最大の利点は、くん炭と同時に 木酢液(籾酢液)が取れるところにあります。 このように、密閉した器や空気が少ないところで加熱する ことにより 炭 (くん炭)ができます。 この過程でもくもく出てくる煙を冷やすことにより、できた 液体が木酢液(籾酢液)です。 くん炭同様、この木酢液の効用は、こと、百姓にとっては ”第3の農薬”と呼ばれるほど価値のあるもので、減農薬で 高品質の作物を作り出す、たいへん頼もしい助っ人に なります。 |
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| このドラム缶状の入れ物に籾殻を入れ焚き上げること、 約7時間、くん炭が400リットル、木酢液が6リットル程、 取れます。 我が家では、くん炭はトマトの仮植用のポットの土作りに、 また、トマトの定植後、くん炭マルチとして利用します。 加えて、地鶏の餌に混ぜて与えることによって、餌の消化・ 吸収を助け、美味しいたまごになるんですよ! にわとりの糞の悪臭も取れ、取れた鶏糞はとてもいい堆肥 になります。 |
この時期、大量の籾殻を集めるには籾摺りをしているお米やさんを、何件かあるかなければなりません。
稲刈りが終わった後のJA(農協)のライスセンターにはたくさんの籾殻があります。トマトの作業の合間をぬって
この袋にして約100俵程確保したのですが、足りません。
今回、歩いたお米やさんは、みなさん「やるから、持っていきな!」とこころよく頂くことができました。
この「くん炭製造機」の煙突の下から木酢液(籾酢液)がポタポタ落ちてきます。
これをバケツで受け止めます。
すべて焼きあがる頃には、このバケツにほぼいっぱいの木酢液が取れます。
待つこと7時間、くん炭が出来上がりました。
この「くん炭製造機」、意外と便利。きちんと台座がついていて、ドラム缶状の本体が
くるっと90度以上回転しました。
それにしても、何故こんなに農業用の機械は高いのだろう?
支払いは、トマトの収穫が終わってからと、機械やさんに頼みました。
みなさんも、どこかで見たことがありますよね?
以前はこうして煙突の回りに籾殻を山状に積んでクン炭を作りました。
出来上がるまでに何度も見回りに来て均等にくん炭ができるようしたものです。
でも、これでは木酢液は取れませんでした。
これが取れた木酢液(籾酢液)です。
これを1ヶ月程、放置しておくと、三層に分離します。
上には黄色い軽油質、下には黒いタール分、真中の透明感のある赤褐色の部分を
木酢液として使います。
これを500倍にうすめて、トマトの葉面散布に使います。
また殺菌剤と混用すると殺菌剤が半分で済むのです。
本当に頼もしい助っ人です。
ところでみなさん、ご存知でしたか?
このタール分から抽出したクレオソートを主成分として
おなじみの「正露丸」ができることを・・・
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