百姓のある日

冬の準備T・・・蕗の塩漬け

2000/06/28



草刈る前に

トマトハウスの周りには蕗がたくさん生えます。
草刈り機を入れる前に蕗を刈り取ります。
頑固ばあちゃんの担当です。

春先、随分ふきのとうを頂きました。
あのほろ苦さが、春の訪れを感じさせてくれました。

さて、こんなにたくさん何するの?
草と一緒に

草の成長する勢いは凄まじいものです。
一日見ないとグッと伸びています。
草の中に一緒に成長した蕗を刈り取っていきます。
よしこさん

今日は頑固ばあちゃんの一番の友達である「よしこさん」
に手伝いに来てもらっています。
頑固ばあちゃんが刈り取った蕗をその場で葉を取り、太さ
にあわせて分けていきます。
とうもろこしや枝豆同様、鮮度が勝負です。
とうもろこしや枝豆は取ってすぐに調理しなければ旨さが
損なわれてしまいます。
蕗も同様その場でその日のうちに加工します。
皮むき

約60Kgにもなる蕗の皮むきです。
一本一本皮をむいて、約10cmほどの長さに
折っていきます。
ほとんど一日を費やして皮むき作業でした。
あく抜き

きれいな水に一昼夜晒してあくを抜きます。
塩漬け

あく抜きをした蕗を塩漬けにします。
暮から正月にかけて食べられるように塩按配します。
塩をからめた蕗の上に、剥いた皮を隙間なしに
被せていきます。

4樽目

これで4樽目です。
大きな石の重しをかけておきます。
青々と

蕗の皮を隙間なしに被せることによりいつまでも青々と
した蕗が出来上がります。
中には、鷹の爪を刻んで入れてあります。

まだ暑くなる前のこの時期にもう冬の準備です。
美味しい物を上手に食べる百姓の知恵の結晶です。
きゃら蕗

細めの蕗をザクザクと食べやすい長さに切り、茎が柔らかくなるまで
5分程煮ます。
冷水で洗った後、油で炒めます。
全体に油が回ったらしょう油、ザラメ、酒で味付けし弱火でコトコト
約1時間ほど煮ます。
最後に、唐辛子と酢で味を調えるとこれはもう最高!

我が家では朝・昼・晩、10時・3時のお茶の時間にまでこれを食べます。



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