百姓のある日

堆肥散らしの巻


ローダーを操る女房 毎年、トマトの収穫が終わると、女房と二人で
来年のトマトのための堆肥をもらいに行きます。

我が女房殿、ローダーも、運転したことのない2トン車も自由自在に操ります。
せっせと二人で運んで都合30トンの堆肥を運びました。
上から下までいい臭いです。

おまけに、この時の夕ご飯のおかずは友達が八丈島から送ってくれた
「くさや」でした。


毎年畑に入れる堆肥は、丸2年野積みにしたものです。
今年は暖冬で助かりました。例年、前年の暮には終わっていなければ
ならない堆肥散らしが用事が多くてまだ終わりません。
午後3時、気温は五度あります。凍ってしまって、
ロータリーで圃場をかき混ぜることはできませんが、堆肥散らしには十分
です。中にはたくさんのミミズがいます。

今年の堆肥はなかなかいいぞ!
父ちゃん、母ちゃん、ばあちゃん、の「三ちゃん農業」のためほとんど
すべてが人海戦術です。約20トンの堆肥をキャタピラーがついた運搬機
で各ハウスに運びいれます。
スコップの使い方がとても上手になります。

まだまだ、先は長いぞ。

カブトムシの幼虫の運命は? 「今年の堆肥はなかなかいいぞ!」

と思っていたら堆肥の中からミミズたちに混じって
カブトムシの幼虫が出てきました。
体長7cmもある大きな幼虫です。寒い為かぴくりとも動きません。

さあ、彼らの運命は如何に?
そうです。ミミズと共に地鶏たちのえさになります。

たまご、食べられなくなっちゃうかな?

女房、またまた登場。
百姓を始めて思ったこと。どんな仕事もそうかも
しれませんが、特に百姓はひとりでは何もできません。
ひとりではひとり分の仕事しかできませんが、二人
で仕事をすると、三人分も四人分もの仕事ができる
のです。特に女房との仕事はそれ以上です。

その分、女房はたいへんですが・・・
運搬機のサイドに枠を設けなるべく一度にたくさん運べるように
工夫します。
この運搬機も10年選手だそうで、壊れてしまうと部品代がバカ
になりません。
坂道や狭いところが多い為とても役立ちます。
運搬機で延べ10台程の堆肥をハウス内に散らしました。
この後、ヌカを4俵、粉炭を1俵散らします。
みなさん、はじめまして。
私が当農園の園主です。
これからも、よろしくお願い致します。

今日は天気もよく、暖かかったためとても気分良く
スコップを握る手も軽やかです。
となりでスコップで堆肥を積み込んでいた女房から
「プーーーーー。」
との音。
一瞬、沈黙の後、
「私のオナラも、デジカメで撮る?」
との答え。

堆肥の上で笑い転げてしまいました。
おせちのきんぴらを食べ過ぎたとの事。
今日は子供達も一緒です。
3番めの次男坊が凧揚げをしたいとのことで、畑で遊んでいます。
真中に見えるのが凧ですが、わかりますか?
我が家の3馬鹿トリオです。
私の一番大切な「もの」です。


「女房の 初々しさは 
         屁とともに
            凧揚がる空に
                跡形もなく消ゆ」
                                
それでは、また。

2000/01/05


 


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