百姓のある日
節分の巻

2000/02/03


升に入った福豆

今日は、節分です。
みなさんの家庭でも豆まきをしましたか?

暦の上では、2月3日が節分、4日が立春、5日が旧の正月です。もう春がそこまで来ています。
それではこれから、我が家の豆まきをご紹介していきます

いわしの頭を焦げ目が付くよう焼き上げます。

しかし、何故鬼はいわしの頭が嫌いなのでしょう?
小さい頃、教わったような気がするのですが・・・。
焼いたいわしの頭を入り口という入り口全部に挿して
いきます。
玄関、倉庫、車庫、外の便所、風呂の焚付け口、
かまど場、はなれ、漬物置き場の都合8箇所に挿しました。

本当はヒイラギの葉っぱか大豆の殻(さや)を尖らせて、
いわしの頭を刺すのですが、今年は横着してしまいました。
3度に分けて煎った大豆(福豆)を升に入れ、燈明を点け、
お神酒を上げた神棚におさめます。
これで大豆が福豆に変わり、鬼を退治する力が授かるわけ
です。
そんなに早く歳を取る事はない。」
ということで、豆まきを始めるのは、子供達が寝る少し前に
行います。
初めに私が外に出て、我が家の鬼門の方角に向けて
「鬼は外。鬼は外。鬼は外」

後は子供達に豆を取り上げられ、ご想像の通りです。
片付ける女房はたいへんだろうな・・・・・。

次男坊は豆まき役で、かみしもを、長女は目をつぶって
逃げている顔の鬼の仮面を作りました。
子供達は自分の歳の数だけ豆を拾って食べました。
残った豆は、田植えの頃までとっておき、雷が鳴った時には
へそを取られないようにとこの豆を食べるのです。


今日は特別の日ということで、頑固ばあちゃんが、手打ちうどんを作ってくれました。
秋に採った山きのこを塩漬けして保存しておき、具として使います。
その他に、白菜、大根、さといも、芋がら等、たくさんの具が入っています。
子供達も、このうどんには目がなく、大人顔負けの量をおかわりして食べました。

一度遊びに来てください!
このうどん、やみ付きになりますよ。

「かあさん、お代わり!」



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