百姓のある日

手作りみそ part2

2001/04/23



いつものかまど

私がここに来て初めて作った「かまど」である。
誰よりも一番働いているような気がする。

あちこちにひびが入ってきた。
そろそろ、組み直さなければならないかも知れない。

一昼夜水で冷やした、甑(こしき)一杯の大豆を蒸し上げる。
今日は2段重ねである。
片貝産大豆

12年産のここ片貝でできた大豆である。
我が家では、手がないため近くのおばあさんから
譲り受けた。

蒸しあがった豆は、味噌にはもちろん最適だが、
実はこのまま頂いてもとても美味しい。
小さな鍋ひとつ取っておき、お茶請けや、
晩酌のつまみにする。

楽しみに取っておいた豆は、次男・彬生にほとんど
つまみ食いされてしまった。
年代ものベルト式モーター

昭和30年代のモーターである。
日立製作所製の単相式である。
「simple is best !」

もう40年近くも働いている。
用意万端!

蒸しあがった大豆をつぶす。
つぶすというよりも、細かく砕くという方が当たっている。
蒸あげて水分を吸った大豆は、約40Kg程になる。
つぶす

何せ年代物。
一度に入れては詰まってしまう。
少しづつ、面倒を見ながら大豆を入れていく。
にょろにょろと

つぶされた板状になった大豆が「にょろにょろ」と出てくる。

実はこの機械、先のキャップと取り返ると餅つき機にもなる。
昔は、正月前この機械を使ってたくさんの
餅を搗いたそうだ。
その他、粉を挽いたり、とても重宝していたそうだ。
にょろにょろと2

約1時間程かけて、ようやくつぶし終わった。
この4斗樽にいっぱいになった。


混ぜ合わせる

先日、作り上げた「みそ糀」と塩を丹念に混ぜ合わせる。
「みそ糀」もとても上手に仕上がった。

この塩按配、やはりばあちゃんでなければ、
上手くいかない。
寝かせる、お休みなさい。

最後に一握りの塩を、振りかけ寝かせるのである。
口に入るのは、来春の予定である。

今から楽しみだ。


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