園主のひとりごと
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2001/04/14

けんかトマト
今日は長男・郁生が家にいる。クラブが休みになるのは久しぶりのことだ。
週明けの修学旅行のこづかいが欲しいらしい。
「何か手伝う事ある?」
弥生と一緒に、中玉トマトの種まきを頼んだ。今年は去年同様「レッドオ―レ」と房取りの「レンブラント」を蒔いた。
「喧嘩しないで頼むよ。」
ふたつしか離れていない上、身長で10cm、体重で10kg以上弥生の方が大きい。
近寄ればけんかが常だ。
後から見に来たばあちゃんが、「けんかしちゃ、なんねえぞ。けんかしながら種を蒔いたら
けんかトマトになっちまう。酸っぱくて不味いトマトだ。仲良く、美味しくなーれ、大きくなーれと願いながら蒔くんだ。」
うーん!さすが年の功。
ちなみに彬生は相変わらず、仕事をしているみんなの回りで遊んでいました。

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2001/03/24

たった5人の卒業式
ここのところの暖かさで、だいぶ雪も解け、梅のつぼみも膨らみ始めた。
何度もご紹介したが、早いものでここにきて6年になる。
今日は、長女・弥生を含めた6年生5人の卒業式だ。
周りが女の子だけの世界しか知らなかった彼女が、男の子3人の中に混じって良く頑張ったと思う。
今では、身長も体重も優に女房を追い越し、私に追いつく勢いだ。
分校の愛香ちゃんを含めての5人の卒業式は、とても温かみのある厳かな雰囲気のなかで行われた。
在校生もしわぶきひとつするでもなく、木の椅子に静かに座り続けた。
5人の卒業生みんなが協力した「答辞」。
「答辞」に続く「仰げば尊し」の歌が始まった時には、私も思わず鼻の辺りがツンとして、
涙が出てくるのを抑えることができず、思わず上を向いた。
笑顔のたえる事のない君は素敵だよ!
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とぼけた顔に騙されて
「騙された」といっても女性に騙されたわけではありません。
3時過ぎ、いつものように、地鶏たちに餌をあげに、鶏小屋まで登って行きました。
雛の時から放し飼いにしているため、上からの「カラス」等の攻撃を防ぐために、
使い古した「きゅうりネット」を背丈ほどの高さに張り巡らしています。
いつものことで、元気の良い、ちょっと間の抜けた鶏が、
飛び跳ねた拍子に引っかかってしまったのかと思っていました。
目を凝らして良く見ると、色も大きさも違うのです。
何と「フクロウ」ではないか!
近づいて見ると、あまりにとぼけた愛嬌のある顔のため、「待ってろよ、今とってあげるからな。」と
絡んでしまった糸を解きにかかりました。
その時です。
自由になった足が、羽に絡んだ糸を解いていた、私の手に掴み掛かりました。
間近にみるのは、初めての私も、これほど鋭い爪の持ち主だとは知りませんでした。
ちょうど左親指の根元を掴まれた私は悲鳴をあげました。
くいこんだ爪は振り払ったくらいでは、取れません。
空いた右手で、痛みをこらえ、一本一本慎重に取りました。
とぼけた顔に騙された心境です。(笑)
気を取り直し、ようやくの思いで解いてあげることができました。
両羽根を掴んで、鶏小屋を出、放してあげました。
最初はぎこちなく歩いていましたが、羽を広げて、飛び立ちました。
今年は例年にない雪の多さです。山にも、食べ物となる獲物が少ないのかも知れません。
「森の哲学者」ふくろうを間近に見た経験でした。
ところで、「ふくろう」って、天然記念物?
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2001/02/07

綿入れ半纏
今もしんしんと雪が降っている。
この冬、外の仕事が出来なくなってから、我が家の「頑固ばあちゃん」は
孫3人のためにせっせと、「綿入れ半纏」を縫ってくれた。
一番最初は長男の郁生のために、次は次男の彬生のために、
最後は長女の弥生のために縫ってくれた。
今日は、最後の弥生の「半纏」が出来あがった。
学校から帰ってきた弥生に作り上げたばかりの「半纏」をばあちゃんが後ろから着せてくれた。
「ありがとう、ばあちゃん。」
と、弥生もとてもうれしそうだ。今日は寝るまで着ていることだろう。
実は随分前に、私も女房も作ってもらった。
こうしてパソコンの前に座っている今も袖を通している。
年寄りの生きる知恵を感じる。ありがたいことである。
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