質問何でも受け付けます。
このところトマトの栽培方法や施肥の仕方、有機栽培について等のご質問が多く寄せられています。
そこで「質問何でも受け付けます」と称してこのコーナーを設けました。
これが分からない、あれが聞きたい、と思うことがありましたら何でもご質問ください。
24時間以内に、ご質問にお答えいたします。
尚、ご質問頂いた内容をこのコーナーにてご紹介させていただく場合もございます。
ご了承ください。(2000/6/18)
ご質問はこちらから
北海道平取町の中学校の生徒さんからの質問。その2(12/15)
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桃太郎をビニールハウスと露地栽培で育てたのですが,収穫量に差がでました。
ちなみに2本ずつの苗で,ハウスが48個で露地が15個でした。育て方は同じようにしたつもりなのですが。
また、ハウスと露地でそれぞれ発生しやすい病気がわかれば教えてください。
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> 桃太郎をビニールハウスと露地栽培で育てたのですが,収穫量に差がでました。 ところでどちらが美味しかったですか? 元来、「桃太郎」という品種は雨よけのハウス栽培用に改良された品種です。 加えて、前回も話しましたが、とても病気に弱いのです。 多くの病気は雨や、湿度と温度の関係から発生します。 またチッソ分の過多によっても病気を助長します。 露地栽培もハウス栽培も発生しやすい病気は同じです。 上記の理由から露地栽培のほうが、病気の発生を助長しやすい環境にあるという事です。 前回も少し触れましたがトマトの病気のほとんどが 1.葉カビ病 2.灰色カビ病 に代表されます。 灰色カビ病は梅雨時や秋雨時に高湿度状態になったときに多発します。 枯れた花弁や葉先から発生し、トマトのガクに発生すると、果実の落果や花の落花まで進んでしまう事もあります。 その他、高湿度で低温の時に、「疫病」が発生する事がありますが、それほど多発する病気ではありません。 トマトに限らず、作物のほとんどが日当たりが良く、風通しの良い、水はけの良い条件が一番ということになります。 |
これに対してとても心のこもったお礼のメールを頂きました。
ありがとう!!
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何回かの質問に対して、毎回わかりやすく説明してくれてありがとうございます。
おかげさまで,今日無事に総合学習の発表会で説明することができました。
聞いていた皆も,平取町のトマト農家の人も感心してくれました。
これも、みんな花島さんのおかげだと思っています。
いくつかのところに同じような質問のメールを送ったのですが、花島さんのところだけが確実に翌日に返事がかえってきました。皆も「トマトのことなら花島さんだね」って言ってます。
今年は、もう終わりですが、来年度も「桃太郎」をつくる予定です。
今年よりも難しい質問をするかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。
総合学習の発表の様子も送りたかったのですが,迷惑がれることがあるということで文章だけにします。
それでは、またの機会に...
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北海道平取町の中学校の生徒さんからの質問です。(12/8)
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今、総合的な学習ということでトマトのことを調べています。
夏に栽培したのですが、私たちの班だけが、枯れが激しく,収穫量が少ないという結果が出ました。
ハウスのトマトが枯れる原因があれば教えてください。
ちなみに品種は桃太郎です。
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> 夏に栽培したのですが、私たちの班だけが、枯れが激しく,収穫量が少ないという 結果が出ました。 「トマトが枯れる」で考えられるのは大きく分けて2つあります。 1つは、「青枯病」、もう1つは「葉カビ病」です。 「青枯病」は、細菌からうつる病気で、樹が青いまま萎びたように枯れていきます。 この病気にかかるとほとんど打つ手はありません。ただ文面から察するに、少しでも収穫できたという事は、この「青枯病」では無いと考えられます。 ”苗半作”と言う言葉があります。 これは、どんな作物でも、苗を上手に育てる事ができれば、ほぼ成功したといっていいほど、いかに苗を育てる事が大切な事かを表した言葉です。 トマトの場合、定植前の第一花が咲き始める頃には、もう、3段目の花芽が形成されていることでも分ります。 さて、「葉カビ病」ですが、これはトマトの樹に力が無くなった頃に、現れます。 トマトはご存知のように長段取りの作物です。 5段目の花が咲き始めた頃、一段目の実の収穫が始ります。 実はこの頃が一番樹に負担がかかっているのです。 この時期までに、きちんと根が張れていなかったり、病気に感染していたりすると、発病します。 ただ、その時期まで、また、それ以降もいかに樹勢を保てるかがキーポイントになります。 難しいですが、面白みもあるポイントです。 |
野石さんからのご質問です。(7/13)
| 初心者用の野菜栽培の本で読んで「実が5段なったら、それ以上育ちすぎないように トップをカットする」とありましたので、そのように花が5段咲いた時点で茎のトッ プをカットしました。 ですが、その後、梅雨寒で実がつかずに、花が枯れてしまいました。 これから先、トップに脇芽は出てくるのでしょうか? また、それを伸ばしてあげていいのでしょうか? |
| > これから先、トップに脇芽は出てくるのでしょうか? 摘心した場合には、そこからは、ワキ芽はでません。樹勢が強くて芽が出てきても樹 のバランスが悪いため、実の成るような事はありません。 > せっかく成った実が、はぜた感じにヒビ割れてしまうことがあります。 > 水のやり方が悪いのでしょうか? これは摘心した後のことでしょうか? もし摘心した後の事であれば、ある程度は避けられません。摘心した事により、生長 点がなくなったため、養分・水分は全て実に向けられます。 私が作っている夏秋トマトでも9月の始めの花までは実をつけますが、その花が実を 付け収穫する頃の11月には、大きく寒くなるためその後の花は収穫できません。こ のためその時点で摘心します。 摘心した時に気をつけなければならない事は、水をやらない(この時点ではもう根が きちんと張っているために潅水はいらない)。付いている実はなるべく直射日光にあ てない(葉で隠すようにする)。中には葉っぱを全部取ってしまう方もおられます。 これから夏を迎える今の時期に摘心するのであれば、1,2本ワキ芽を残しておかれ るとよいと思います。 潅水はどのようにされておられるのでしょうか? |
| > (素人でも中4日の水やりは、可能ですか?) > 環境は、プランターに2株植えのベランダ栽培ですが、、、 プランターでは中4日は無理だと思います。加えてこれから暑さの本番を迎えますの で・・・。 少し夕方の水を控えてみてはいかがでしょう? ご存知のように、植物は夜、育ちます。夕方の潅水がひび割れに繋がるとも考えられ ます。 > 摘心して葉をすべてとった株には、こんりんざい水をやらないのですか?(@@) これは、根が十分張った状態で可能な事だと思います。秋口、収穫が終わったトマト の根は、長いもので2m近くにも張っています。水を求めて何処までもはっていくの ですね! 私も6000本も作って未だに、本当に惚れ惚れするようなバランスの取れた樹は数 十本もありません。トマトつくりは奥が深いといわれる所以です。 |
京都の渋谷さんより早速にご質問いただきました。
渋谷さんありがとうございます!(6/23)
| > 苗を買ってきて植えてるのですが、 > 大きくなるにつれて、上の新しい葉は色も良く元気なのですが、 > 下の方の葉は黄色くなってきて、枯れたような感じになるのですが、 > その様な葉は切り落としてもいいのでしょうか? > > あんまりひどく枯れてるのは、切り落としますが、 > ちょっと枯れかけとか、黄色くなってるのは > 残しておいた方が良いのでしょうか? |
| @、苗の選び方 市販されている苗は私が使っているような5寸ポットではありません。このため花が咲く頃にはほとんど肥料切れをおこしています。 まず苗を選ぶ段階で老化苗は避けましょう。 ではどんな苗がいいかというと1段目の第一花がほころんだ程度がよいと思います。これであれば購入してすぐに植える事ができます。 A、黄色い葉 1段目の実を付けるためには、8枚の葉が必要です。今度数えてみてください。 ところが2段目以降は3枚の葉によって養分が吸収されていきます。この事が黄色くなった葉っぱを取る目安になります。簡単に言えば1段目の実を収穫したあとはその下の葉っぱは要らないという事です。私の場合、風通しをよくするためにその段の収穫が終わるとその下の葉っぱはみんな欠いてしまいます。 ここで問題ですがSさんは切り落とすと書いていらっしゃいますが、鋏か何かをお使いですか? 鋏等をお使いならすぐにおやめください。 鋏は切っているのではなくつぶしているためです。どうしてもと仰るのであれば剃刀を使って切り落とした方が病気は入りません。ワキ芽を取る時もいらなくなった葉っぱを取る時も上下左右にゆすってやるとポキっと折れます。折れた傷口を触ることなく乾かせば病気が入る心配はありません。トマトは正直です。いらなくなった葉は内側にくるっと巻いています。また黄色くなった葉っぱも上記のようにゆすってやるといとも簡単に取れるはずです。これが無理に取るような感じであればまだトマトにとって必要だという事です。 ワキ芽を取る時も同様ですのでやってみてください |
| > それから私は日に何度も、大きくなったかなあと見に行くのですが、 > 少しでも土が乾いてると、水をやりたくなるのです。 > でも水のやりすぎで腐っても困るし、 > どれくらい水をあげるのが良いのでしょうか? > > 一日に一度で良いのでしょうか? > また朝、昼、夕方、など水をあげるベストな時間帯ってあるのでしょうか? |
| B、水遣り これはどんな条件下で栽培されているかによって随分違ってきます。 私は、現在中四日でトマトに水を上げています。 「愛情込めていじめて作る」ためこの程度の水遣りで十分なのです。 水遣りの基本は夕方土が乾く程度を目安にして下さい。加えて雨の日には遣らない。 曇りの日はこれに順ずるとお考え下さい。トマトの芯がこてッと頭を下げていなければ日中葉っぱがテレンとしていても何の気にすることはありません。あまり水を遣りすぎるのはトマトにとってはあまり良いことではありません。 |